こんにちは、マイです♪
わたしは2回の流産を経て、3度目の妊娠で第1子を出産しました。
今回は、2度目の流産のときの話をしたいと思います。
これから出産する人、不妊治療をしようと思っている人へ、病院選びの参考にしてもらえればうれしいです!
「胎嚢の中がカラですね」
一度目の流産から約1年後のこと。
妊娠検査薬が陽性。
「やったぁ!」
ウキウキしながら当時通っていた病院へ。
「妊娠してますね」
「まだ心拍は確認できないので、2週間後にまた来てください」
と医師。
そして2週間後…
「胎嚢の中はカラですね」
「・・・」
「カラってどういうこと?(心の声)」
胎嚢は存在するけど、胎芽がない。
これを「枯死卵(こしらん)」というそうです。
わたしはこれを待合室で調べて知りました。
さらには、「数日後、別の病院で見てもらったら赤ちゃんの心拍が確認できた」という書き込みも見つけたのです。
「ウチで手術しないならお帰りください」という冷酷なコトバ
待合室で呆然としながら、枯死卵について調べていた時。
もう一度診察室に呼ばれました。
そこで医師が言い放ったのは、
「手術日ですが、ゴールデンウィークがあるから、予約が取れるのは3日後の○○日だけですね」
という、びっくりするほど事務的な対応。
先生のことを信じていないわけじゃない。
でも、「信じたくない」「もしかしたら大丈夫かもしれないじゃん」「なのに3日後なんて…」という気持ちもあって、手術のことを決断できないでいると…
「ウチで手術されないのでしたら、お帰りいただけますか?」
と、さらに非情なコトバを投げつけられたのです…
病院が違うとこんなにも対応が違う
手術の予約を取らずに病院をあとにしました。
そして、1度目の流産のときにお世話になった産婦人科に電話をかけました。
正直に今の状況を伝えると、
「そうなんですね… 一度先生に診てもらいましょう」と受付の女性。
それから数日後。
先生は
「袋(胎嚢)はあるけど、赤ちゃん見えないですね…」
と。
前の病院と言ってる内容は同じだったけど、まったく違いました。
患者への寄り添い方が。
そして、「もう手術するしかないんだな」と覚悟を決めたとき。
先生は2つの選択肢を提示してくれたのです。
それは、
①手術をする
②お薬を使って赤ちゃんが自然に出てくるのを待つ
というものでした。
「手術以外の方法があるんだ…」
2つの方法のメリットデメリットを訊いた上で、わたしが決めたのは「薬を使って赤ちゃんが自然に出てくるのを待つ」という方法でした。
どちらが良い悪いではなく、ちゃんと自分で決められたっていうのは大きかったです。
前の病院で言われたのは、手術一択。
しかも3日後。
こころの準備もできないまま手術を受けていたら、きっと後悔したと思います。
結果は同じでも、まったく違う。
納得度も。
こころの回復度も。
何度でも言います。
病院によって、まったく違うんです。
自分に合った病院選びは重要!
どんな病気でもそうだけど、病院は自分に合っているところを選ぶべき。
強くこう思いました。
初診のときの医師の印象はもちろん、受付の人の対応でも、その病院がどんな病院かだいたい分かるような気がします。
なんとなく違和感があったら、その病院はやめておいた方が無難。
わたしが「ウチで手術しないなら帰って」と言われた病院は、患者さんがたくさんいる病院で、予約して行っても、1時間待ちはザラでした。
そんな「人気の病院」でも、自分と合わなければ「良い病院」とは言えない。
こぢんまりした病院でも、患者さんの気持ちをしっかり受け止めてくれて、しかもお医者さんは腕がいいというところはほかにたくさんあります。
出産・妊娠・不妊治療って、一般的なケガや病気とはまた少し違うと思います。
だからこそ、病院選びは大切だと思うんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はわたしが「病院選びは大切」と感じた経験をお話させていただきました。
長々と書きましたが、お伝えしたかったのは…
◆人気の病院が良い病院とは限らない
↑コレです。
不妊治療って、うまくいかないときがありますよね。
そして、それが何年も続くこともある。
無事に産まれてきたあとも、赤ちゃんが病気になったときとか、定期健診で何度も通うことになる。
だからこそ、じっくり話を聞いてくれたり、寄りそってくれるところを選ぶべきなんです。
妊娠出産は病気じゃないと言わんばかりに、冷たい対応や事務的な対応をされると、すごく傷つく。
そんな病院は選んじゃいけないんです。
これから赤ちゃんを産もうとがんばっている。
そんなあなたはやさしくされる権利がある。
わたしはそう思っています(⁎ᵕᴗᵕ⁎)
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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