モラ夫とは、10年近く付き合って、結婚しました。
付き合っている最中は、
彼が「モラ男」だなんて、思ったことなかったんです。
ただ、今思い返すと、
そういえば」という「小さな違和感」はありました。
それを見なかったフリをしたり、“考えすぎ”と思うのは絶対ダメ!
本当に危険です!!
モラハラ夫を優しいと勘違いしてしまう理由!
モラハラ夫は外面がいいから

モラ夫は、自分の友人や職場の人たち、親にまでもイイ人です。
そして実際、彼女であるあなたにも優しい。
最初のうちだけは・・・
お付き合いが長くなると、彼の友人や親、またあなた自身の友人に彼を会わせることも
あるでしょう。
そういった場面でも、彼は「人格者」を演じます。
あなたは、彼の友人や、あなた自身の友人に「優しい彼氏だね」と言われたことは
ありませんか。
そのようなことを言われて、『私の選んだ人は間違いない』と確信してしまうのは
当たり前のことです。
モラハラ夫の嗅覚
モラハラされる女性って、どんな性格の女性だと思いますか。
おとなしい人? 彼の言いなりになる人? はたまた結婚を焦っている人?
私は、上の3つ、いずれにも当てはまりません。
どちらかというと人見知りもせず、初対面の人とも楽しく話せる方だし、
彼に「〇〇して」と言われても、したくないことはハッキリ嫌だと言えたし(結婚前は)、
結婚しない人生もアリと思っていたタイプです。
ですが、どのような場面でも、
「空気を読んでしまう」「嫌われるのを嫌う」というのは
ありました。
そういうところを、付き合いの中でモラ夫は観察していたのかもしれませんね。
で、結婚前にモラハラすると私が逃げるのを分かっていたから、
彼の友人や職場の人たちに見せる顔と同じ顔を私にも見せていたのかもしれません。
そして、結婚後、「もう逃げられない」という状態にしてから、
モラハラをスタートさせたのでしょう。
小さな違和感を見て見ぬフリをしない

モラ夫の正体、長い付き合いの中で気づかなかったのでしょうか。
もちろん、先程お話ししたように、
モラ男は「人格者」を演じるのが上手いのです。
そして私自身も、
彼と結婚した理由のひとつに、
友人や家族や、もちろん私にもとても優しい人だと信じていたからなのです。
いえ、長いお付き合いの中で、
「あれ??」という場面が全くなかったかというと、
それは嘘になります。
ある日、彼の住むマンションに遊びに行った時の事です。
デートは、もっぱら外ですることが多かったのですが、
その日は「家に遊びにおいで」と言うので、行ったのです。
部屋に入ってビックリ。
部屋の中は足の踏み場もないほど散らかっていました。
『普通、部屋に誘ったら、片付けておくもんだよね・・』と思ったけど、
変な空気になるのがイヤで、そうは言いませんでした。
部屋に着いてまもなく、彼が「しよ」と言ってきました。
正直、こんな散らかった部屋じゃ、そんな気分にもなりません。
さすがにそれは嫌で、「こんな散らかった部屋でするのイヤ」とはっきり
言ったのです(→空気読むんか読まへんのか、どっちやねん!)
すると、普段はめちゃくちゃ優しい彼が、
「もうそんなんどうでもええやん!!!」と、
かなりのイラつき具合で詰め寄られ、応じることになります(→ここでは空気読むんかい!)
これが、私が感じた1回目の「違和感」「あれ??」でした。
2回目は、一緒に旅行に行った時の話です。
日中の観光を終え、夕食も済まし、さあ寝ましょうとなりました。
彼は求めてきましたが、その日の私は、昼間の疲れで、どうしても
そういう気分になれなくて、
「今日はゴメン」と言ったら、彼が豹変したのです。
部屋から出て行き、酒を買って来て、あおり始めたのです。
1缶飲み終えるとドアをバンと開けてまた2缶目を買ってきて。
何缶飲んだあとでしょう。
酔っぱらった彼は、ようやく寝ました。
いや~、今思うと、全く「小さくない違和感」ですね。
けどその時は何故か、
ちょっと機嫌が悪かっただけ」
「よっぼど私と仲良くしたかったのね・・」
などとバカなことを思って、見なかったフリをしてしまうのです。
そして、さらにバカなことに、
翌日私の方から「昨日はゴメンね」などと言ってしまうのです。
こうなったら、もうモラ男の思うツボ!
モラれ女、ロックオンというわけです。
そして、結婚後もこのパターンのキレ方が続くのです・・・
最終的に手に入ったら(結婚)、突然またはジワジワ豹変し始める

モラ夫は結婚したら、「妻は自分の所有物」と勘違いします。
そして、自分の言うことに従わせようとします。
色んな手を使って。
“空気を読む”私は、もともとのその性格に加え、
「結婚したのだから、これからは多少意見の食い違いがあっても、上手くやっていこう」
と思い、
以前よりもはるかに自分の意見を言わなくなっていきました。
それがモラ夫をさらに増長させるものになってしまうとは、
この時は1ミリも考えていなかったのです。
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